身近にある危険

以前、近所に割と急な坂道の上にある学校と、そこのチャリ通学生徒の事を書いたと思う。
怖いやら悲鳴やら雄叫びやら妙な呪文やら口バイクやらを上げながら、ほぼノンブレーキで我が家前を滑走して行く彼等彼女等。
つい先程。
とうとう負傷者が出ました。


本日は雨降りにも関わらず、傘を片手にあるいは傘どころかレインウェアすら着用せずに滑走する生徒が多かった。
我が家の近くには一時停止の標識があり、今日の様な日には、たまにそのポール部分にぶつかる子がいたりしたのだが。
ジャーッというスピードを上げた自転車の音の直後、
ガシャーンッカーンッ
という衝突音と金属音が響いた。
見ると、ポールを挟み込む様に自転車が倒れ、一緒に生徒が倒れていた。
その生徒はすぐにうめきながら身体を起こしたが、何処かを強打したようで、自転車の側に座り込んでしまった。
声を掛けようかと思っていると、通り掛った乗用車と別のチャリ通学生がすぐさま立ち止まって声を掛け、その生徒を抱えて学校へと連れて行った。
聞こえてきた内容では、足を負傷したものの頭などは打っていないらしいが、かなりのスピードだったので、下手すると骨に異常があるかもしれない。
その後、その子と思われる生徒を乗せた車が、学校から出て行くのを見かけた。
きっと、病院へ行くのだろう。


それ言わんこっちゃない、と言いたいところだが。
何より心配なのは、その事故の直後も、同じ様に雨の中を滑走するチャリ生徒がぞくぞくと学校から出て来る事だ。
自損事故もそうだけれど、歩行者を巻き込んでの人身事故や、車との接触事故だって起こりかねない場所なんだから、気を付けて通学してくれよ、とオセッカイババアなワタクシは気を揉むばかり。